主人公:ロディシアは両親の借金や医療費を支払うため政府公認の性的奉仕活動を行う専門のメイド、特務メイドとして奉公している。しかも彼女が担当するのは一歩間違えれば処刑もあり得る王族やそれに近い職の者達。

そんなロディが次に相手をすることになったのはーー

国の未来を担う公太子、アラス殿下だった。

王子の筆おろしから夜伽の基礎を担当していたロディは、決まりに従って王子だけでなく要請があれば他の者の奉仕も行っていた。

その1人が近衛騎士隊長フェルザ。

普段から仲睦まじく雑談を交わす関係のフェルザとロディを見たアラスは…初めて嫉妬という感情を知る。
しかし「特務メイドを占有することを禁ずる」という規則から、アラスが取った行動は…


与えられた職務を全うし、家族を助ける事が生きる道標である特務メイドのロディシア

規律を重んじ、正しく生きることと自身の感情との間で揺れ動く公太子アラス

戦場での任務を終え、王族の側近として将来を約束された騎士隊長フェルザ

架空の中世を舞台に3人それぞれの立場と感情が入り乱れる。

本文73P+おまけ2P

作者:さけとば
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