「やっぱり僕たち、離れるべきじゃなかったね」

幼馴染の紗夏と浩一は、同じ大学に通いつつも目が合うことも喋ることもなかった。
小さい頃にすれ違い疎遠になった二人。
昔は紗夏の後ろを不安そうについてきた浩一は今ではすっかりイケメンに成長して、もう関わることはないだろうと思っていた。

そんな中、紗夏は友人から合コンに誘われる。
交際中の彼氏がいると紗夏は断るも、押しに押されて仕方なく参加することに。
そこに幼馴染の浩一もいて……。

会話することなく紗夏は進められるままお酒を飲み、酔っぱらって眠りについてしまう。
気が付くと浩一の部屋のベッドの上だった。

困惑しつつ帰ろうとする紗夏だったが、浩一に「なんで彼氏いるのに合コン来たの?」と言われ口論になる。
「私なんかに手を出してくる人なんて…」と反論したところ、浩一から突然キスをされる。
そのまま事を進めようとする浩一に抵抗するも、彼氏の浮気の証拠を見せられショックで呆然とする紗夏。

「ね、これで分かったでしょう?彼は紗夏にふさわしくない」

抵抗しきれず、「気持ちいいことしかしないよ」と紗夏への愛を伝える浩一に、次第に身体も心も溶かされて──。


本文50p
キャラ紹介2p
おまけ1p