仙人とは、元々人あらざる者が千年以上の並々ならぬ努力と犠牲により、
成し遂げることができる存在である。

そして千年の間、同族、人間にも関係を持たず、ただただ修行を重ねている。
しかし歳月が重なることによって、本来の憧れの感情も薄くなっていき、
長く生きること、修行をすることはただただ自分の行事となっていて、
全てに対して無関心になりつつあると感じていた。

だが実は感情を失ってはおらず、
それはあなたとの出会いをきっかけに、徐々に表にも出るように……。

病床の母を救う薬草を求めて、霊山へと足を踏み入れた貴女。
しかし目当ての薬草は見つからず、貴女は怪我を負って山奥で動けなくなってしまった。
そんな貴女の前に現れたのは、神秘的な美しさを持つ仙人・卯丹(みょうたん)だった。

卯丹は貴女の手当てをしてくれたばかりか、母親の病に効く薬まで与えてくれた。
受けた恩を返すべく、貴女は日々卯丹の住む庵を訪れ、掃除に洗濯、料理と様々な世話を焼くのだが──。

ある日、恩返しの一環として薬草を摘んでいたところ、誤って毒花に触れてしまう。
その毒は、高熱が出るのと同時に、性欲がどこまでも高まっていくという催淫の毒で……。
熱に浮かされ、欲情した貴女を前に卯丹が取った行動とは──?

⬜︎卯丹(みょうたん - MYOTAN)
元々は一羽の鶴に過ぎなかったが、千年以上にも及ぶ修行の末、
人間の姿と神通力(じんつうりき)を手に入れた、薬草の知識も豊富な仙人。
仙人らしく達観しており、何事にも淡泊で人と関わりを持とうとしない。
現在は世俗を嫌って山奥に籠もった生活を送っている。
しかし、山に迷い込んできたあなたを助けたことから、
その山籠もり生活が徐々に乱れ始めてきて……?


⬜︎あなた(YOU)
卯丹が住処にしている山の麓にある村に住む孝行娘。
義理人情に厚く、借りた恩は必ず返さなければ気が済まない性分。
自分を助けてくれた卯丹に恩義を感じ、毎日のように押しかけては困らせている。

⬜︎ 第零話
独白
卯丹の一人語り

⬜︎ 第一話
霊峰逢春　れいほうほうしゅん
卯丹がこの山に近寄ってはいけないと諭す中、あなたは何かと理由をつけて卯丹に会いに行く。

⬜︎ 第二話(R18)
媚棘之儀　びきょくのぎ
卯丹に恩を返したくて山へ薬草を採りに行ったあなた。
しかしその指先に触れてしまったのは、治療薬の存在しない毒の花「万欲の花」であった。
「其方の身を蝕む毒を取り除くには……絶頂が必要なのだ。」

⬜︎ 第三話(R18)
鳥獣愛慕　ちょうじゅうあいぼ
万欲の花による影響はその後も続く。それは毒による性欲ではなく、互いの体温を知ってしまったが故の火照りであった……。
「仙人と人間の恋路が悲劇しか生み出さないとわかっていても、もはや止められぬ……!」

⬜︎ 第四話(R18)
輪廻邂逅　りんねかいこう
「われらは…出逢うべきではなかった…」
卯丹の長い魂とその行く末の悲劇を知るが、あなたは─────。
「ああ…大した果てっぷりだな…。顔も膣も、体の芯までどろどろに溶けてしまって……はぁ、はぁ…っ、ああもう、こらええきれぬ……!」

⬜︎ 第五話
桃源帰巣　とうげんきそう
あなたの想いを知った卯丹は……

⬜︎同梱特典
⑴ノンテキストパッケージイラスト2種(高画質サムネイル、立ち絵)
⑵本作オリジナルシナリオ台本封入
⑶特典トラック「比翼連理」CV三橋渡
　人間の枠組みを超える仙人との関係だが、変化が…?

⬜︎150DL特典
三橋渡様キャストトーク
演じてみた感想や作品の解釈についてお伺いしました。

⬜︎300DL特典
三橋渡様キャストトーク
卯丹になぞらえて、質問をさせていただきました。
「もしも三橋さんが仙人となり千年以上生きるとしたらどんな修行をしたいですか?」

シナリオライター:蟹江ビタコ 様
x.com/c_s_octopus?s=20

イラストレーター:白いたち 様
x.com/maojiumeng

ロゴデザイン:ヱレキテルワークス 様
x.com/elekitel_works

声優:三橋渡 様
x.com/mitsuhashivoice

企画/制作:海底鉱床ミニサテライト局
x.com/Min_Satellite_?s=20