敗北した女勇者は魔王様に寵愛される
登録日:24年12月29日
作品紹介
しかし城の中には魔王も配下もおらず玉座に一人、見知らぬ魔族の男が座っていた。
男の名はザナード。魔王デスカリの息子でありデスカリは既に始末したと話す。
ザナードとの戦闘で魔王デスカリを倒すための策は役に立たずステラ達はその圧倒的な力の前に敗北してしまう。
せめて皆だけは、と自分以外の仲間達を安全な遠い地へと転移させ玉砕覚悟で自爆特攻しようとするステラであったがそれすらもザナードに阻まれてしまい気を失う。
それから目が覚めるとそこは薄暗い地下牢で──。
「お前は正真正銘俺のモノになったのだ。ステラ」
「え……?」
意識を失っている間に人間と魔族の共存、不戦を誓う和平同盟の条件としてステラはザナードの所有物となっていた。
呆然とするステラにザナードは妖しく笑う。ずっとお前が欲しかったのだと。その為に魔王であった父を殺したのだと。
冷酷な男の、甘ったるい声色に恐怖する。
ステラは気味が悪いほどの執着に怯えながらその寵愛を一身に受ける事になったのだった……
■ステラ
魔王討伐のために立ち上がった女勇者。仲間であるサジにこの戦いが終わったら話したい事があると言われもしかして……と淡い期待を抱くが突如代替わりした新魔王ザナードに敗北してしまう。それから地下牢に捕らえられ死を覚悟するものの気絶している間に『ステラの身柄を渡すなら今後魔族は人間を襲わない』という条件で和平同盟が勝手に結ばれていた。
自分が眠っている間に人権が消失した事にあ然としているとザナードに襲われ手籠めにされてしまう。童顔だがおっぱいが大きい。
自分みたいな女なんてすぐ飽きるだろうと思っていたが毎日飽きもせず愛情も欲情もストレートにぶつけられ続け困惑気味。
お人好しで懐に入ってきた者には弱いので約束通りに人間を襲わず自分を愛してくるザナードに絆されていく。
■ザナード
先代魔王デスカリの息子でありデスカリを倒し新しく魔王になった魔族。
生まれつき執着心が無く強さこそ全てだという教えにより機械的に鍛錬ばかりしていた。
父親が苦戦している勇者であるステラにどんな奴だろうと興味を覚え遠見の鏡に映したところ偶然にも水浴び中だったせいで初めて見る裸の女体に強い衝撃を受け『性』に目覚めてしまう。
その結果ステラを倒した後に始末する気満々の父親を始末。圧倒的戦闘力でステラ達にも完全勝利し人間達にも強引ながら和平の同盟を結んだ上でステラの身柄を確保し手籠めにする。
一途ではあるが偏執的で手段を選ばない。外堀を埋めまくってから事を進めるタイプ。
ドスケベ(になってしまった)。
■デスカリ
ザナードの父。弱肉強食が世の理として魔族も人間も虐げてきた非道な魔王……であったがまさかの息子が反逆、しかも勇者をモノにしたいからという理由で倒されてしまう出オチ的な存在。
■サジ
ステラの幼馴染で仲間。ステラの事が好き。
『魔王との決戦の前にこの戦いが終わったら言いたいことがある』という特大フラグを立ててしまう。
ステラに命を助けられた上にザナードに掻っ攫われてしまう不憫な男。
上位存在によるヤンデレ、執着、偏愛、変態、レイプ要素が含まれます。
始まりは無理矢理ではありますが暴力なしでひたすら愛されて共に生活していくなかで絆されていくので最終的には和姦寄りです。
総文字数:約55000字(おまけとして後日短編✕2を追加するので増えます)
ページ数:全117P(表紙+本編+奥付)
データ形式:PDF
サイズ:A6
価格:500円(税別)
挿絵はありません
予告に記載していたおまけのザナード視点の話と作中でサジがステラに逃げようと誘うシーンで『一緒に逃げる』を選択し脱走しようとしたのがバレるお仕置きIFルート(サジの目の前でザナードに抱かれてしまい束縛も強まるややダークなルート)は来月に加筆します。文字数、ページ数は増えますが価格の変更はございません。