ある休みの日、用事を済ませて帰ろうとしていた時、一人の青年に声をかけられた。

「お久しぶりです、先生。あの…… オレのこと、分かりますか?」

青年はあなたが養護教諭として勤務している高校の卒業生、菘木匡(すずなぎたすく)だった。
二年前、あなたは当時高校生だった菘木に告白され、ハッキリ断ったのだが……
彼は大学生になった今も、初恋の相手であるあなたへの気持ちを捨てきれていないようだった。
お酒の力を借り、彼は頬を染めながらあなたを見つめる。

「オレの童貞、もらってくれませんか」

「この身体、先生の好きにしてください」

あの頃と違い、彼はもう大人だ。子供の気の迷いではないのだろう。
この二年間で、身体もあなた好みに仕上がっている。
そんな彼からの誘いを、断る理由はない。

菘木　匡(すずなぎ　たすく)
年齢:20歳
身長:179cm
高校時代は投打で活躍するエースだった。
現在は打者に転向し、大学でも活躍中。
野球一筋、真面目にコツコツ頑張るタイプ。気負いすぎるところがある。
周りから期待をされ続け精神的に参っていた頃、養護教諭であるあなたと出会う。
鳴り物入りの野球部エースではなく、ただの生徒として接してもらえるのがうれしくて、いつの間にか好きになってしまっていた。

あなた
高校の養護教諭。
好みのタイプは筋肉質な年上の男。
これまで年下を恋愛対象として見たことがなかったが……

※補足※
終始”あなた”が主導権を握るお話です。
立場の逆転はありません。

企画・制作
Maiden Berry( twitter.com/MaidenBerry )